25年船台の線表確定はまだら模様
国内造船、24年船台は世界的に完売

　新造船市場では、世界の主要造船所の多くが2024年納期の船台を完売し、バルカーなどを主力とする日本の主要造船所の多くは25年納期を対象とした商談を現在進めている。日本の主要造船所の手持ち工事の確定状況は２年強から３年弱となっているが、新造船市場では用船市況の下落や船価高から様子見の姿勢が強まるなか、既に25年後半まで線表を先行して進める造船所と、25年前半納期の船台を残す造船所とで受注方...