2021年12月3日
「不良在庫」ようやく手離れ期待
造船所、原油高で掘削リグの転売交渉進展
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原油価格の上昇を背景に、海洋掘削リグやドリルシップの転売交渉が活発化している。海洋開発市況の低迷時に新造契約がキャンセルされ、韓国やシンガポール造船所が完工品を抱えざるを得なくなっていたが、ようやく処理が進みそうだ。サムスン重工と大宇造船海洋では転売も成立しつつある。
サムスン重工は1日、欧州の掘削会社とドリルシップ1隻の売買契約を結んだと発表した。売却額は2億4500万ドル。転売対...
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