2019年8月5日
非上場造船、18年度は大半が黒字
円安効果で一息も、為替・鋼材リスク高まる
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今治造船や常石造船など国内の主要な非上場造船所の2018年度決算は、大半が最終黒字だったことが本紙調べで明らかになった。決算期末の為替レートが1ドル=110円前後と円安だったことが最大の要因。前の期に円高で積み増した受注工事損失引当金の戻り入れなどが、利益を押し上げた。ただ建造船の個船ごとの採算では赤字船が相当含まれているのが実態。なおかつ各社とも内航船を除くとほぼドル建て船のため、為替...
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