一部船社が独自に修復方針表明/北米西航ドライ貨物の運賃下落で

北米西航安定化協定（ＷＴＳＡ）としてではなく、協定加盟船１社が、西航の大宗ドライ貨物であるヘイ、故紙、メタルスクラップの運賃を11月１日付で40フィート型当たり100㌦引き上げる方針を打ち出し、そ の取り組みに賛同する一部メンバー船社が追随を表明するという珍しい動きが出てきている。　５月に運賃修復が実現した北米東航と異なり、西航運賃は下落傾向が続いている。特に、大 宗ドライ貨物の運賃水準は...