鋼材需要増でスクラップ価格が上昇/バングラデシュ筋に137㌦の成約

インドやパキスタンなどの解撤国で鋼材需要が増加しており、スクラップ価格が上昇している。４月下旬には80年竣工の１万6,400重量㌧型バルカー“ROBIN”が バングラデシュ筋にライトトン当たり137㌦で売船された。その他の成約も120㌦台が主流となっている。海運市況はドライ、タンカーとも低迷しているため、解撤価格の上昇によりスクラップが促進され、船 腹需給の改善につながることが期待されてい...