７月は西岸港湾が成長を牽引
北米主要港、前年同月比22％増

　北米主要11港の７月のコンテナ取扱量（実入り・空コンテナ合計）は、前年同月比21.5％増の480万ＴＥＵだった。西岸港湾のコンテナ取扱量が特に大きく伸長した。米国の消費が活発なほか、北米東岸港湾の労使交渉の停滞や関税の引き上げ可能性を踏まえて、前倒し出荷が進んだことで、今夏のコンテナ取扱量は好調に推移している。他方で、足元では在庫が積み上がりつつあり、国慶節明けも好調を維持するのか不透明...