仏クラスカンの株式42％取得
ＭＳＣグループ、物流事業を強化

　コンテナ船最大手ＭＳＣの子会社ＳＡＳシッピング・エージェンシーズ・サービセスは、フランスのフォワーダーであるクラスカンの株式42.06％を、クラスカンの主要株主であるイヴ・レヴォル会長および同氏の会社であるオリンプから取得する。クラスカンが21日に明らかにした。ＭＳＣグループはコンテナ船事業を中核にしつつも、物流事業も強化していく方針だ。 　ＭＳＣグループは昨年12月、レヴォル氏および...