上期コンテナは減少傾向
欧州主要港、ロシア貨物消失とアジア減少が響く

　欧州主要コンテナ港湾の今年上半期（１〜６月）のコンテナ取扱量が減少傾向にある。オランダ・ロッテルダム港のコンテナ取扱量は、前年同期比8.2％減の約668万ＴＥＵだった。ベルギーのアントワープ-ブルージュ港も5.2％減の約640万ＴＥＵと減った。ロシアのウクライナ侵攻に伴い、ロシア発着貨物が消失したほか、アジアからの輸入も落ち込んだことが響いた。一方で、コロナ禍の混乱が収束したことで、スケ...