臨海部強靭化方策を検討
交通政策審議会防災部会、気候変動踏まえ

　交通政策審議会港湾分科会は27日、防災部会を開催した。気候変動などを考慮した臨海部の強靭化のあり方などを審議した。冒頭、国土交通省の堀田治港湾局長は、「大規模災害が増加する中、誰が災害に対応するか明確にする必要がある。キックオフとなる今回は課題の洗い出しを行うとともに今後の方向性も検討したい」と述べた。 　部会長には、京都大学経営管理大学院の小林潔司特任教授が選出された。小林部会長は「...