2021年10月7日

需給なお逼迫も上昇に一服感
コンテナ運賃、荷主も見極め姿勢強める

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 コンテナ船マーケットが新たな局面に入りつつある。これまで各航路で運賃上昇が続いていたが、中国の国慶節を機に一服感が出ている。特に昨今の電力不足問題で一時的に需給軟化が見られ、先週のSCFI運賃指標は約5カ月ぶりに下落に転じた。船社関係者は「需要そのものは依然強くファンダメンタルに変化はない。ただ北米航路の供給増や需要の伸び鈍化、運賃の頭打ち感など新たな要素が加わってきた」と指摘する。当面...
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