記者座談会／造船この１カ月＜上＞
鋼材問題や再編がテーマに
22年の造船業、新技術も相次ぐ

　昨年までの大量受注で一息ついた造船業。ただ年明けから厳しい決算の発表も相次いでおり、鋼材高騰による造船経営への問題が重くのしかかる１年となりそうだ。もう１つのテーマは再編。日本国内の再編・構造改革は一息ついたが、韓国は現代重工と大宇造船海洋の統合計画が白紙となり、業界再編が振り出しに戻った。また、自律運航の実証や脱炭素関連の新規プロジェクトも年明けから相次いでおり、新技術も今年の大きなテ...