記者座談会／造船この１カ月＜上＞
国内造船のグループ化進む
技術競争力には連携策、価格競争力に設備投資も

　日本の造船所では再編に伴い10月から業界構造が変わった。総合重工と専業造船とのグループ化が一段と進み、技術競争時代への連携体制作りが整う。もう１つの大きな課題がコスト競争力だが、一定の仕事量を獲得したことから、各社が価格競争力を高めるため生産や設計を見直す設備投資に前向になりつつある。 技術のための連携策 　司会　国内外造船業の枠組みが大きく変わった１カ月だった。 　―...