2020年10月8日

記者座談会/造船この1カ月<上>
2022年に建造量は半減か
操業対策に苦慮、需要回復も視野で

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 新造船の受注低迷で造船所の手持ち工事が減る。需要が戻らない中、2022年頃に世界の新造船建造量がいまの半分程度にまで減る可能性が高まってきた。従来型の操業対策だけでは乗り切れないインパクトがある一方、その後の需要回復も見込まれているだけに、抜本的な削減策にも踏み込みにくい。生産体制をどうするかが課題となっている。 2000万~3000万トン時代  司会 受注低迷が続き、造...