2019年12月23日

記者座談会/この1年【規制・技術・政策】
GHG削減技術を数年で実用可能に
SOx規制、年末年始のトラブル懸念

  • X
  • facebook
  • LINE
  • LinkedIn
 2018年にIMO(国際海事機関)で温室効果ガス(GHG)削減目標が合意されたことを背景に、今年はGHGゼロ達成のための具体的な検討が始まった。船舶の寿命から逆算すると、今後数年のうちには革新的技術を実用化することが必要との認識も強まり、アンモニア燃料などに的を絞った開発も出てきた。一方、足元では来年の硫黄酸化物(SOx)規制強化が目の前の最大の課題。準備が進んだが、燃料油切り替えに伴う...