2017年12月5日
記者座談会/造船この1カ月
船価緩やかに上昇も成約少なく
国内造船、来期以降の業績に不透明感
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停滞していた新造船価が緩やかに上昇している。バルカーを中心に造船所への引き合いも増えており、徐々に受注環境は良くなりつつあるが、まだ成約は少ない。業績面でも、国内造船所の上期決算は前年同期と比べて営業損益段階で改善はみられたものの、利益水準は低く、通期で赤字予想の造船所もある。ここ数年の受注船価を考えると、来期以降の業績は不透明感がより強くなっており、手持ち工事確保と採算性のどちらを優先...
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