2017年10月4日

記者座談会/海運この1カ月<下>
建艦競争再び?超大型船相次ぎ発注
伊勢湾統合へ第一歩

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 過去2年間、途絶えていた大型コンテナ船発注の動きがここに来て相次いでいる。MSCやCMA-CGMが2万2000TEU型船を相次いで整備する方針で、中長期的に回復が期待されていたコンテナ船市況の先行きは再び不透明感が出てきた。国内では、名古屋港と四日市港を運営する名古屋四日市国際港湾会社(NYP)が、港湾運営会社としての指定を受け、伊勢湾統合に向けた第一歩を踏み出した。 2年ぶりの大型...