2015年8月18日
≪連載≫海事団体ファイル(23)
日本海損精算人協会、日本の海損精算業務に寄与
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船舶の海難事故が発生した場合、船主や荷主には事故の程度に応じた巨額の支出・負担が強いられる。支出・負担には救助や船舶の修理、貨物積み替え、代船手配に関わる費用、貨物の損害などさまざまなものがある。それらの支出の領収書が何百枚、何千枚にも及ぶ場合も少なくない。海難事故を受けて船主が共同海損を宣言した場合、海損精算人はその海損に関する費用を関係者に公平に割り振る役割を担う。
支出・費用の...
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