2012年10月4日
(31)激突
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エバーグリーンの台北本社を取材して、ファインな船員管理体制とキャッシュフロー管理体制を実見し、「この会社は強い。伸びる」と確信した。
精緻な経営手法はほかでも見られた。同型船の建造整備がその1つ。S型(積載キャパシティ878TEU)4隻を皮切りとする新造船の発注はV型(同1214TEU)5隻、L型(同1810TEU)6隻へと続いた。
当時の日本船社は航権上の制約もあってコンテナ船大量...
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