2024年9月12日
造船は「若き国の産業」なのか
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◆ある造船所で、人事担当の方との会話に、はっとした。「私たちには、この地域の雇用を長年支えてきたという自負があります。でも、この地域も高齢化が進み、子供が減って地元の高校の卒業生も年々減少している。雇用創出といっても、そもそも雇用する若者がいなくなっている。私たちの役割ってこれからどうなるのかなと、考えてしまう」。地方の雇用を支えてきた造船業の自負心が、揺らいでいた。
◆国家が造船業に期...
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