2020年10月20日
フロントランナー式の造船政策
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◆「護送船団方式」の保護政策の限界は、ずいぶん昔から指摘されてきた。最も体力の劣る企業が落伍しないよう監督官庁が産業全体を管理・指導していく方式は、先に進もうとする企業の競争力を制限し、それが日本全体の国際競争力を削いできた。むしろ、先頭を走る企業がさらにスピードを加速できるような支援や規制改革を行う「フロントランナー方式」に転換すべき―そういう指摘だ。
◆日本の造船政索は、厳密には以前も...
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